網膜裂孔になってました

NO IMAGE

昨日のこと。もともと飛蚊症持ちでかつ強度近視の私(裸眼だと両目とも0.02)。かかりつけの眼科から定期検査を勧められており、1年ちょっとぶりに検査へ。

視力検査、視野の検査、眼底検査、写真撮影などなど一通りの検査を行い、問診へ。

先生:視力はキープされてますし、視野の欠損もないし、眼底の方もまぁ問題なさそうですねー。
ぼく:あ、そうですかー。よかったです。
先生:じゃあ最後に網膜の様子を見てみましょうか(ライト付きルーペを取り出して右目をチェック)。

先生:はい、上見て、右上見て、・・・・あれ、、これは・・・、、、右見て、下見て、、、、

先生:ちょっとやばいかもしれないですねー
ぼく:えっ。。。。
先生:左目もみましょうか。はい、上見て、左上見て、左、左下、、、、あー・・・こっちのほうがやっべーな・・・
ぼく:えっ。。。。

先生:ちょっと網膜が少し穴空いてるかもしれないですね。
ぼく:えっ・・・えっ!?
先生:もう1回写真撮って見ましょうか。

写真パシャー

先生:あー、、左目のほう、ここ網膜裂けてますね。右もちょっとやばいな。でも左はもう明らかなんで、レーザー適用ですね。
ぼく:えっ、あの、えっ?

先生:(網膜裂孔の説明をしてくださいました)・・・てことで、今見つかったので網膜剥離までは行かなかったですが、網膜裂孔が原因で網膜剥離になる可能性があるので、今すぐレーザーで処置したほうがいいと思います。(レーザー処置の効果と危険性について説明をしてくださり)今日今から手術してしまってもいいですか?
ぼく:えっ、あの、ん?・・・・あのー、はい、おねがいします。

網膜裂孔というのは網膜剥離の初期段階の状態であり、網膜に裂け目ができることをいいます。この状態であれば、瞳孔から網膜の穴にレーザーを照射して焼き付ける光凝固法という処置が行われます。裂けてる部分の周りをレーザーで焼き固めて、これ以上裂け目が広がらないようにするそうです。この処置は数分で完了し、その日のうちに帰宅できます。ちなみにこのままほっとくと裂け目が広がって網膜が剥がれます。こうなると、剥がれた網膜を復元するために大がかりな手術が必要になり、数日から数週間の入院が必要になるようです。で、最悪の場合は失明とのこと・・・

詳しく知りたい方はこの辺りを。

てことでまぁ、早めに見つかったのは不幸中の幸いだったということでしょうかね。

ただ、何の気なしにふらっと入った検査で緊急手術になるとは思っておらず、完全にテンパりましたが、間違いなくやったほうがいいということなので、先生を信じて委ねました。受付で手術の承諾書に署名と押印する必要があるのですが、印鑑なんぞ用意していないので拇印を押しました。緊張感が走りましたが、承諾書が手術という重ための行為に似つかわしくなく、とってもチープな作りだったので若干気が抜けました。

で、手術です。座ったままやります。機械に顎を乗せ、おでこをぴったりとくっつけたら、後頭部を紐で機械にくくりつけられ、拘束されます

先生:高さとか大丈夫ですか?これから5〜10分くらい耐えてもらうことになりますけど。動くと失敗するんで動かないでくださいね。
ぼく:すんません私閉所恐怖症気味でこの拘束がもう若干アレなんですけども。。。
先生:Oh…  まぁ、気分悪くなったらすぐ言ってくださいね。

まず、麻酔目薬をさします。で、「コンタクト」と呼ばれるレンズ的なものを目玉に被せてレーザーを当てまくります。途中から涙がボロボロと出てきましたが、痛みは少なめ。多少の鈍痛がありますが。。

で、正味5分もかからず手術はおしまい。処置した箇所の写真を撮って診察終了です。処置後の網膜の写真をなぜか記念にいただきました。そういうシステムのようです。若干グロいな・・・と思いつつめったに撮れるものでもないのでいただきました。白い点がレーザー照射跡。ここが今後癒着し、黒くなるようです。

とりあえず2週間安静にして、レーザーの効果がうまく出ているか経過観察だそう。この間、飛行機には乗れない(陰圧という奴がやばいらしい)のと、重いものを持つのはNG(目に力がかかる行為がダメらしい)、日常生活は特に問題ないとのこと。

なお、手術費用は3割負担で3万ちょい。痛い出費でございました・・・

ちなみに、右目の方も2ヶ月ほど経過観察しますが、おそらく同じく手術が必要になると思われます・・・これもう一回やるんかー・・・

広告・サイト内関連記事

18/1/4 追記
なお、この手術については保険適用になりました。私の場合2社にかけていたものがそれぞれ適用、トータル6万円くらい入ったので、手術代+通院費+診断書作成費がちょうど補填できるくらいもらえました。良かったです。保険だいじ。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でdicekcomをフォローしよう!