ガルパンの聖地、大洗に一人で行ってきたときの話
- 2014.02.06
- 旅行
- ガールズ&パンツァー, 大洗, 旅行, 聖地巡礼

東京に来て早2年。なぜか東京在住なのにTOKYO MXがずーっと見れなかったわが家でなぜか突如MXが映るようになった奇跡の日から約半年。昨年秋クールに再放送で見た「ガールズ&パンツァー」に魅せられ、ずっと行ってみたかったその舞台である大洗にこのたび、とうとう行ってきたわけです。
ガルパンおさらい
『ガールズ&パンツァー』(ガールズ アンド パンツァー、GIRLS und PANZER)は、2012年10月から同年12月までと2013年3月に放送されたテレビアニメ。全12話+総集編2話。略称は「ガルパン」。戦車を使った武道である戦車道が華道や茶道と並び大和撫子の嗜みとされている世界を描いた物語で、兵器である戦車を美少女達が運用するという、ミリタリーと萌え要素を併せ持つ作品。サンクスのほか、大洗町の店舗や宿泊施設、交通機関、役場や商工会などが協力・応援しており、街並、各種施設、交通機関がほぼ忠実に再現され、一部は実名で登場する。タイトルの「パンツァー (Panzer) 」はドイツ語で「Panzer Kampf Wagen」(装甲戦闘車輌)の略系、すなわち「戦車」を意味する。
Wikipedia -ガールズ&パンツァー
くわしくはブルーレイでも見てください。ちなみに今クールBS11で再放送やってます。
フレッシュひたちと鹿島臨海鉄道を乗り継ぎ大洗へ
会社で昼前まで野暮用を済まし、上野12時半発のフレッシュひたちに乗り込みます。
乗車時点でiPhoneのバッテリー残量が20%を切っててしかもこの日に限ってポータブル充電器忘れてしまってていやーどうしようかなー売店で買うかなーと思ってたんですが、フレッシュひたちは各座席にコンセントがついてるんですね。素晴らしい。電池切れの心配なくiPhoneでガルパンOPEDをBGMに茨城に向かいます。
土曜日の午後ということもあり、車内はガラガラ。ゆったりシートで快適な電車の旅を楽しみつつ、14時過ぎに水戸駅に到着。水戸駅で鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗り換えます。
この大洗鹿島線、水戸駅から大洗駅まで田園地帯をひたすら進むんですが、盛土上ではなく、だだっ広い田んぼの真ん中にコンクリートの立派な高架橋がひたすら単線で続いてます。異様な雰囲気で面白かったです。
街を挙げてのガルパン推し
水戸から15分くらいで大洗駅に到着。見た目には普通の地味な感じの駅なんですが・・・
観光案内所あたりもガルパン一色。駅だけ見てももうこれでもかというくらいの推してる感が伝わってきます。
聖地巡礼者多数
さて、早速市内を闊歩。観光客っぽい人は揃いも揃って聖地巡礼者ぽい感じです。こういう人たちがたくさん来るのに慣れてるのでしょうか、地元のおばちゃんたちも明るく挨拶してくれます。まずどこに行っても目に付くのがこれ。「祝 大洗女子学園優勝おめでとう」のぼり。町中いたるところに飾ってあります。ここでの戦車道はTVの中の世界ではなくもはやリアルです。
商店の軒先には戦車のパネルとキャラクターのパネルがいたるところに置いてあります。この中から自分の推しのキャラクターだの戦車だのを探して回るわけです。キャラ萌えにも萌えミリにも配慮されたシステムです(たぶん)。ウオークラリーみたいに探すのがなかなか面白いです。
パネルだけじゃなくて模型を飾ってるところもあったりします。顔を出しているのは杏ちゃん。
そしてキャラクターパネル。私の推しのさおりんは総菜屋さんのカワマタさんの軒下に。
さおりんの住民票とか建物の戦車道用の損害保険とかも貼ってあって面白い。
なお、こちらの店舗ではさおりんの肉じゃがが売られている模様。
2推しのカチューシャは「さかげん」さんの入り口に。周りに巡礼者が10人くらい居られましたがかき分けて撮影。かわいい。
その他の皆さんいろいろ。
大洗名物のみつだんご屋さんの前には華さん。
ブリアンというパン屋さんの前には自動車部のナカジマさん。ちなみにこちらでは「ガルパン」というパンを売ってます。420円。
ゆかりん耳かき600円。これはアニメ版じゃない原案のクールビューティーゆかりんに近い気がする。
舞台探訪に繰り出します
続いて舞台探訪に繰り出します。駅ナカの観光案内所で配られている手書きの聖地巡礼マップでは4話と12話の市街戦の舞台探訪も紹介されてます。何とも味と温かみのある地図です。
坂を下って鳥居から海沿いへ行くシーン。大洗磯前神社から大洗ホテルに抜ける道です。
そして見上げてみれば鳥が雁行飛行を。さすが大洗。空軍は関係ないけど。。
ガルパン以外も楽しみます
ちなみに番外編。ガルパン界隈は非常に活気がありますが、ちょっと外れると地方の漁村の物悲しさも漂ってきます。個人的にはこれはこれで萌えるんですが。
ちょうど大洗~苫小牧航路の「さんふらわあ しれとこ」が停泊していたのでフェリーターミナルまで行って撮影。大洗の隣町は北海道らしいです。
最後にアウトレットの産直市で大洗な感じのお土産を購入。ガルパンラベルのお酒、干し芋、ドライ納豆、藁入り納豆。あんこう鍋セット買おうかと思ったけどどう見ても一人では食べきれない量だったので断念。
お土産は納豆とか干し芋とか
そして17時前大洗発の大洗鹿島線で水戸へ。水戸からはスーパーひたちでノンストップで上野へ。帰りもがらがらで快適でした。道中ビールを買ってお土産に買った「どらい納豆」をつまみにごくりと。これ、超うまい。熱烈にお勧めしたい。JALの機内でおつまみで出されたりしてるみたいですよ。JAL乗らないから出くわしたことはないんですが。。
生徒会長がいつも美味しそうに食べてる干し芋。これもあんまり期待せずに買ってみたんですが、うまかったです。300グラム入りのやつを会社に持ってきておやつに食べてたんですが、2日で無くなりました。
大洗は街を挙げてガルパンを盛り上げている感がひしひしと伝わってきました。まちが一体になってひとつのテーマを推す面白いまちづくりのあり方に触れることができたいい旅でした。ただ、周りにグループで回っている人が多い中一人で回るのは若干さびしかったので、次は誰かと一緒にわいわい喋りながら巡ってみたいなぁと(笑
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