念願の宮古島に行ってきました

もう半年ほど経とうとしておりますが、昨年の秋、妹家族が住む宮古島に行ってきました。
実は長男が生まれる前の年の2017年10月下旬に夫婦で訪問の予定を立て、飛行機も宿も取り、さあ行こうというところまで来てまさかの台風到来で前日にキャンセル。我々夫婦が旅行を企画すると台風・土砂災害を伴う大雨・尋常じゃない降り方の霰など、結構な雨男・雨女ぶりを発揮するのですが、ここでもしっかりと披露してしまった形。
その後、子どもが一人、二人と生まれ、子どもが小さいうちは長旅きついなぁということで実現できていませんでしたが、来年長男が就学すると気軽に旅行に行くとかもなかなかできなくなるし、小さいうちに宮古島のいとこ達(妹夫婦には小学生と6歳の男の子がいる)と会う機会を作りたいし、ということもあり、思い切って企画。親二人の仕事や保育園の行事などと相談しつつ、月曜日に休みを取る形で10月5日(土)~7日(月)で旅程を組みました。
飛行機と宿の手配はオリオンツアー経由でJALのダイナミックパッケージを購入。時期や便にもよるんだと思うけど、ここが一番安かった。普通に手配すると家族4人で50万円とか平気で越えてくるし、スカイマーク使ってもここの値段より結構高かったりして、安いツアー探すのは結構骨でした。動き始めが旅行の1か月前というのもちょっと遅かったかと思われ、反省。
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出発前はトラブル続き
トラブル1:座席指定を忘れる
ツアー会社経由でJALのダイナミックパッケージを手配するって今までやったことがなかったんですが(JALで直接ツアー商品を購入したことはあったのだけど)、勝手に「ツアー会社が座席指定してくれてる」と思い込んでおり、旅行2週間前に座席指定がなされていないことが偶然判明。何の虫の知らせだったのかわかりませんが、この時に気づいてまだ良かった・・
大慌てでWEBで座席指定したところ、どうやっても子どもが1人で座る配置になってしまう・・・。5歳や3歳の子が親と離れて1人で座ってたら隣の大人絶対ビビるよなぁ。那覇~宮古ならまだしも、羽田~那覇でそれはちょっと現実的ではない・・・困り果ててJALのデスクに電話で相談したところ、大変親身に相談に乗っていただき、調整していただき、大人+子どものペアは確保されました。ありがとうJALさん。
トラブル2:台風近づく
旅行日が近づく9/27、小笠原諸島周辺で台風17号が発生。宮古島には近づかなさそうだけど、速度によっては羽田発着に影響するかも・・・続いて翌日9/28、フィリピン付近で台風18号が発生。まさかのダブル台風襲来・・・進路によっては宮古島も暴風域になりそう・・・
台湾周辺で台風18号が2日くらい滞在し始めたときには5割くらいキャンセルを覚悟しましたしたが、台風17号は順調に北上し日本への上陸もなし、台風18号は旅行前々日の10月3日まで東シナ海をさまよい、停滞し続けましたが、台湾付近で消滅。
トラブル3:長男発熱
台風にやきもきしている間、旅行出発数日前に長男が38度越えの発熱。保育園から呼び出しがかかる。幸いインフルエンザやコロナではなかったものの、ぐったり。次男も咳を繰り返している。とにかく消化にやさしい食品を与え続け、寝かせ、休ませ、親も看護休暇とテレワークを駆使して乗り切る。
旅行前々日の木曜日には無事に解熱。金曜日は1日休養し(どっちにしても保育園は解熱翌日は登園できないので・・・)、病み上がりとは言え無事に土曜日を迎える。
トラブル4:妹家族を襲うインフルエンザ
で、旅行前々日。まさかのいとこ(次男のほう)インフル陽性!
そして旅行当日、いとこ(長男のほう)もインフル陽性!
もうここまでトラブルが続くと笑うしかない!子供が絡むイベントだから仕方ない!!
いとこ同士で会うことがこの度の主たる目的ではあったんですが、もうこの時期に予定をキャンセルするわけにもいかないので(この時点でキャンセル料12万)、純粋に宮古島旅行を堪能しよう!もし次男が隔離期間開けて元気だったら屋外でちょっとだけ会おう!と前向きに。
出発!
ということで、様々なトラブルの尾を引きつつも、出発です。
今回も移動は公共交通で。モノレール乗車も慣れたもの。
羽田空港着。今日乗る飛行機どれだろうね?今日はいつもの青じゃなくて赤の飛行機だよ。
赤いほうに乗ったの数年ぶり&子連れで乗ったのは初めてでしたが、子どもへのホスピタリティにあふれていました。長旅でぐだぐだしていたこどもたちにCAさんからピカチュウのイラストつきのドリンクを。上手~
順調に移動し、那覇空港でトランジット。
那覇空港滞在は正味30分ほど。トイレとちょっとしたお菓子だけ購入し、那覇空港を出発。那覇出発後30分ほどで宮古島が見えてきました。サトウキビ畑が広がっているのが印象的。
定刻通り14:45に無事に宮古島空港に到着。
島内の移動はレンタカー。借りる場所は駅からはタクシーで5分ほどのOneスタイルレンタカーさん。タクシー代はレンタカー屋さんが持ってくれました。ありがたい。ちなみに妹の旦那さん情報だと、宮古島にはレンタカー会社が300社以上あるのだとか。確かに行き交う車のレンタカー率、ものすごく高い。
1日目は、北へ
レンタカーをピックアップしたのが15時過ぎ。この日は長距離移動だったし、夕方まであまり時間もないしということもあり、あまり無理せず北部あたりをのんびり巡ることに。
おやつがまだだったので、まずは雪塩ミュージアムへ。
名物、雪塩アイスを購入。思った以上に塩が効いてる。これ、暑いとき食べると特に美味しいと思う。こちらも妹の旦那さん情報だと、あえて塩の味を前面に出して「塩食ってる感」を推す戦略なのだとか。
味変もできます。
2階の展望デッキで風に当たりながら宮古を感じる5歳(もうすぐ6歳)。空の青さや畑の緑が千葉とはちょっと違うよね。
雪塩ミュージアムのすぐ裏手には西の浜ビーチが。家族全員、宮古島の海と初対面。エメラルドグリーンに全員テンションが上がる。
サンゴとか貝とか拾ったり、波打ち際でちゃぷちゃぷ足をつけてたりしてたところ、宮古島の洗礼(スコール)に5分ほど降られ、びしょぬれに。まぁ、着替えはいくらでもあるので。で、ここまで来たらせっかくなので池間大橋を渡ってみることに。海を渡る橋っていいですよね。まぁ、わたってみただけなんですが。
続いて子どもに見せたかった海中公園に。受付終了時間ギリギリに滑り込み、なんとか入館できた。海の中に建設されてて、ガラス張りで海が見えるわけです。楽しそうでしょう。
台風の影響で透明度がちょっと残念だったですが、それでもこんな感じでお魚も見れて親は大満足。
ただ、水族館が大好きな子どもたちが意外とハマっておらず(そりゃ水族館より見れる魚の数は少ないからね・・)、それよりも館内のガチャガチャが気になる模様でひたすらそっちを見てた。「ほらこっちお魚いるよ!」「あ!イカ!」と、若干親が空回ってた感が。とは言え、楽しい時間を過ごし、この日の宿に向かう。
まちなかで泊まる
お宿は平良の中心部のホテル、ホテルピースアイランド宮古島 市役所通り。繁華街の近くなのでアクセスは抜群。駐車場もついてます。
部屋からの景色はこんな感じ。ちょっとだけ海が見える。目の前の特徴的な建物は現在空き家となっている旧宮古島市役所庁舎。ちなみにホテルの10階には大浴場があり、居住階には洗濯機もついており、施設充実度高いです。
晩ごはんは本当なら妹家族とまちなかで一緒に食べる予定でしたが、いとこたちはインフル陽性ということで、妹の旦那さんだけ単身で来てくれて、うちの家族と5人で食事。ホテルの近くの居酒屋を予約してくれてました。
ちなみに旦那さんの勤務先は宮古が誇る泡盛酒造メーカー「菊之露酒造」。同社で最近売り出し中という泡盛「akari」のソーダ割がうまいとのことで試してみたところ、これがたしかにめっちゃうまい。全くクセのない爽やかさ。お土産に持たせてくださった1.8Lパックは1か月も経たないうちにカラにしてしまい、ふるさと納税で追加購入しました。これ、おすすめ。
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朝ごはんはビュッフェスタイル。ホテルの朝ごはんってテンション上がるよねぇ。右上の面は宮古そば。長男がそのウマさにハマった。
ちなみに2日目は父一人、5時過ぎに起床。宮古で絶対やろうと思っていたことの一つが朝ラン。泡盛が若干体に残っているのを感じつつ、まだ暑くない宮古島の朝を最近買ったGarmin Watchを装着し駆け抜ける。めっちゃ気持ちいい。
場所に慣れはじめ、徐々にテンションが上がりベッドから飛び立つ練習をする3歳。こいつは旅行期間中ずっと元気だった。
海めっちゃきれい
2日目。この日はもともと妹家族と観光果樹園の「まいぱり」でのんびり過ごす予定で、一家族だけでも行ってもいいかなと思ってたんですが、うちの長男も長旅の疲れか少し体調が不安そうだったので、やはりホテルの近くでゆっくり過ごすことに。
まずはビーチに行ってみました。ホテルから車で10分ほどのサンセットビーチです。10月でしたが水温は高く、普通に水に入れる温度。その割に海水浴客はほとんどおらず、うちの他に1家族のみ。プライベート感あふれるビーチで非日常を楽しむことができました。最高。
安心してください。履いてますよ(海水パンツを)。
伊良部大橋がすぐ近くに。
おやつは島の駅みやこに移動してフルーツクイチャーさんでトロピカルなジュース!子どもたちは島バナナのジュース、親はマンゴーのジュースやサトウキビのジュースとか。
これはサトウキビジュース。シークワーサーを絞るとさらにおいしい。
お昼は人込みを避け、長男が大好きな宮古そばをテイクアウトし、ホテルの飲食コーナーでいただく。
お昼食べたら街歩き。気になってたデザインマッチという服や雑貨を売ってるお店でTシャツ購入。来年みんなで着るんじゃー。
こちら有名なんで皆さんご存知ですかね。宮古島のアイドル、宮古島まもるくん。宮古島警察署管内にのみ設置されている警察官型人形。何もない畑の中の交差点とかにぽつんと立ってたりして、正直夜見るとめっちゃ不気味ですが、ずっと見てると愛着がわいてくる不思議。
念願のいとこ対面
バリバリ発熱中のいとこ(長男)とは会えませんでしたが、せっかく宮古まで来ているので、解熱し隔離期間を終了したいとこ(次男)と会うために妹夫婦宅へ。玄関前で1時間ほど、当時うちの子たちがバリバリにハマりまくっていたすごろくをみんなで楽しみました。写真がシュール。
子どもたちはおばさん(わが妹)からもらったカメラ型のスライドがうれしかった模様。正座してのぞき込む3歳。
その後道中ずっとこんな感じで見てた。
お誕生日会
実はうちの長男、この日10月6日がお誕生日でして、晩ごはん後はホテルでお祝い。ケーキは宮古島市内で購入。なかなか売ってるお店が見つからずケーキ難民に。GoogleMapsで見つけ出したsucreさんで無事に購入。
もともと夜は妹夫婦宅でケータリングの予定だったのでお店の予約などはなく、若干のディナー難民になりましたが、何とか入れた平良のジョイフルでそれぞれ思い思いの食事。長男はここでも宮古そばをオーダー。3食連続。好きになってくれて何より。
夕食後はみんなで星を見に行きました。午前中にも行ったサンセットビーチ。まちなかよりも明かりが少なく、息をのむ美しさ。
ホテルではちょっとした飾りつけ。
ちなみに長男が抱えている「6」のバルーン、「9」をひっくり返して使ってることは内緒。宮古島のダイソーで妻が探してくれたのですが、宮古島の6歳の人口が爆発してるのか何なのか、6のバルーンだけが売り切れていたようで。そこで文字通り逆転の発想ができるのがうちの妻のすごいところです(褒めてます)。なお、当の長男から「これ、逆にすると9に見えるなー」というきわどい発言もありましたが、とても喜んでくれてました。
みんなでさっき買ったケーキ。いい誕生日だったね。おめでとう。
子どもたち就寝後はコンビニに抜け出しオリオンクラフトビールで乾杯。沖縄で飲むオリオンビールは至高。
夜も街はめっちゃ盛り上がってました。あと10歳若ければ or 10歳年取ってれば外で飲んでたと思う。
3日目は伊良部大橋
3日目。せっかく宮古に来たので伊良部大橋はわたりたいなぁということで、伊良部島へ。いいなぁ、非日常だなぁ。
渡った先のいらぶ大橋海の駅でお土産購入。
帰途へ
本当、あっという間でした。
空港ではまもるくんが見送り。ありがとう。君のこと結構好きになったよ。
楽しかったー。東京帰りたくないなぁ、まじで。年に1回宮古島でワーケーションするか。また絶対来ようね、と家族で話しながら帰りました。
帰りの飛行機の翼にはネコちゃんが。
おまけ:機内で最強王図鑑を夢中で読む3歳。当時(今も若干だけど)恐竜と名のつくものにはすべて反応していた。いとこ(次男)からもらった恐竜図鑑も機内で読破してました。
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