「小堀の渡し」で大人も子どもものんびりした時間を楽しみましょう

「小堀の渡し」で大人も子どもものんびりした時間を楽しみましょう

小さい子どもが二人いると休日も自分の時間は取れないものでして・・・久しぶりの投稿となります。

そもそもコロナやら子どもの風邪やら何やらで今年は遠出することもほとんどないわけですが、緊急事態宣言も緩み、少し外出しやすい時期になったので、10月末の日曜日、半日使って取手市の「小堀(おおほり)の渡し」に行ってきました。

小堀の渡し?

この「小堀の渡し」、利根川を挟んで右岸側に分断された取手市小堀地区(茨城県で唯一の利根川右岸側の地区)と対岸の取手市中心部を連絡する渡船として現在も現役で運行されています。元々は小堀地区の生活の足として運行されてたみたいですが、今は市が運営するコミュニティバス(小堀ルート)が運行されており、小堀の渡しは専ら観光路線的に運用されているとのことです(知り合いの取手市職員曰く、「取手市の主要な観光名物の一つ」とのこと)。

小堀の渡し(おおほりのわたし)は、茨城県取手市利根川両岸を結ぶ渡し船である。 取手市の内、河川改修で右岸に分断された小堀(おおほり)地区(取手市取手の一部及び小堀)を結ぶ目的でその名前がついている
利根川右岸の小堀地区と市街地を含め市域の大部分を占める左岸側を定期運航している。 1914年大正3年)利根川の大改修工事で分断されたことから、小堀地区の住民が自主運行を始めたのが始まりである
出典:Wikipedia- 小堀の渡し

ちなみに取手市職員の方曰く、飛び地マニアなる方々には割と有名な場所らしいですよ。

前々から子どもたち(特に3歳になった上の子)に船に乗る体験をさせたいと思っていた妻が、どこからか情報を探してきてくれました。自宅から車で30分ちょっとでつきますし、それほど混んでなさそうなので良さそうだねということでお弁当持って行ってみることに。

いざ乗船!

利根川左岸側(中心部側)では「取手緑地運動公園駐車場前」「取手ふれあい桟橋」の2箇所に桟橋が設けられています。緑地公園駐車場前→ふれあい桟橋→小堀→緑地公園駐車場前という順で巡回するルートとなっております。

緑地公園駐車場前の方が起点になっているので、こちらで乗船予定でしたが、最近車にめっきり弱くなった長男(両親とも車に弱いのでしっかり遺伝している模様)が、取手市到着直前、利根川を渡ってる途中でウプウプ言いはじめたので、急遽予定変更してふれあい桟橋から乗船することに。ここ、河川敷まで車で入って行けまして、桟橋のすぐ近くにある駐車場まで進入できます。

駐車場到着直後に出発する便もあったのですが、息子の体調に配慮し、桟橋付近でおやつにして少し休憩することに。概ね1時間に1便運航されてますので、のんびり待ちましょう。振り返ると綺麗なコスモス畑が。秋ですね。

満を辞して乗船。渡船ということで、松戸の「矢切の渡し」みたいなものをイメージする人も多いと思いますが、こちらの小堀の私は、結構しっかりとした船です(割と最近新調されたそうです)。

なお、通常定員は12名ですが、コロナに配慮し現在は定員8名です。 桟橋に到着する際には船内がほぼ満員だったので、お・・これは乗れないかな・・と思ったのですが、桟橋でごそっとみなさん降りられたので無事家族全員で乗船できました。良かったです。

全便、船頭さんがワンマンで運航されてます。乗船時には子どももライフジャケットをつけます。運賃は1周乗船ならば大人400円(1航路だけならば200円、未就学児は無料です)。小さい船なのでベビーカー持ち込みは大丈夫かな・・・と心配でしたが、一緒に乗れました。 

乗船中。長男は最初は恐る恐るな感じでしたが、すぐに慣れて楽しそうに過ごしてました(身を乗り出したりするのでこっちがひやりとしましたが)。

次男はいつものペース。晴れててポカポカしており、風をきって走る船の上はとても気持ちが良かったです(指差してる先がわかりにくいですが、鴨が泳いでました)。

小堀地区が見えてきました。

理想的な小堀の過ごし方

小堀に到着。13分の短い船の旅でした。見ての通り、桟橋の一部に手すりがなくてちょっとスリリング。船頭さんがベビーカー運ぶの手伝ってくれました。

小堀の船着場。周りには基本的に何にもありません(笑)

隣の敷地はゴルフ場になってました。

ちょうど午前の最終便に乗船したので、1時間のんびりすることに。ポップアップテントとシートを広げて、お弁当食べました。周りには誰もおらず、わたしたち家族のみ。 
 

帰り際、スタッフらしき方が近づいて来られ、ちっちゃいみかんをくださいました。この辺りの名物の「福来(ふくれ)みかん」だそうです。普通にみかんとして食べられますが、地元の方は皮を干して薬味としても使うようです。 

みかん持って帰りの船に乗ります。帰りは運動公園に到着したところでたくさんの乗船希望者がいらっしゃったので、我々は運動公園で降りて、15分ほどのんびり歩いてふれあい桟橋に戻りました。

帰り道、船頭さんから「午前の最終便に乗って、小堀でのんびりして午後一便で戻る、これが理想的な小堀の過ごし方です!」と褒めていただきました(笑)。確かに、すごくのんびりとした、素敵な時間の過ごし方だったなーと思います。

帰ってみかん食べました。野性味あふれててめっちゃ酸っぱかったです(笑)。でも、酸っぱいもの好きな長男は「すっぱい!」と言いながらもぱくぱくと食べておりました。良かったね。

てことで、控えめに言っても最高な時間を過ごせる場所でした。妻グッジョブでした。おすすめです。

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