[懐古シリーズ]初めての国際会議は真冬のワシントン

[懐古シリーズ]初めての国際会議は真冬のワシントン

久しぶりの懐古シリーズは入社2年目でワシントンに行った時のことを。いずれも2010年時点の情報ですので今は事情が違うかもしれません。ご容赦ください。

初めての国際会議は真冬のワシントン(2010/01/24)

2010年も早1月が過ぎようとしています。昨年末暇だった分、最近は結構忙しいです。ということで今年初エントリですね。今年もよろしくお願いします。

実は、1月半ばに1週間ほど米国ワシントンに行ってきました。(そのツケが今回ってきているので今これだけ忙しいわけですが。)頑張って英語の論文を書いたので会社からのご褒美です。…・・うそです。稟議書やらナントカ申請書やら色々書類書きまくってようやく許可が下りました。今も旅費の精算と参加報告書の作成に追われています。

さて、中国・ベトナム・ポーランドという共産圏しか行ったことがない(当時の)私にとって、今回が初の英語圏、そして初の先進国への旅行でした。ただ、ワシントンは政治都市なので、行く前からそんなにワクワクはしてなかったのですが…

学会の合間に多少市内を観光することができたので、写真をいくらかご紹介します。
まずは最もワシントンっぽい風景を。

ご存じホワイトハウスです。昔は内部の見学もできたらしいのですが、テロの影響でできなくなってしまったそうです。正面の広場では、何か黒い布を被った集団がデモをやっており、警察が周りを取り囲んでおりました…

そしてこいつがワシントンで最も高いワシントン記念塔です。ワシントン内の建物はこの塔より高くならないよう建築制限がかけられているのだそうです。

この塔、だだっ広い広場の真ん中に立っているのだが、いくら歩いても近づいてこない…しかも、塔に入ろうとすると係員から「チケットを持ってこい」と言われます。何と塔から200mほど離れたところにチケットショップがあるわけです。ようやく辿り着いたのにまた引き返し、受付のおばさんから「無料」のチケットをもらう。・・・何のためにあるんでしょうね、このシステム。

塔の上から西方面。正面に見えるのがリンカーン記念館。ていうか、湖凍ってますね・・・

東方面。正面に見えるのが国会議事堂

北方面。正面に見えるのがホワイトハウス

なんというか、計画都市って見ててぞくぞくしますよね(私だけ?)。

で、ワシントンといえばスミソニアン
他にこれといった観光名所がある町でもないので、博物館は色々見て回理ました。
おススメは国立自然史博物館航空宇宙博物館の別館です。

まずは国立自然史博物館。こちらはティラノサウルスの化石です。

続いて航空宇宙博物館。本館は市内にもあるけど同行された先輩曰く、あっちは子供向けらしいです。こっちのダレス国際空港近くの別館(ウドバー・ハジー・センター)はいわゆる大人向け。地下鉄とバスを乗り継がないといけないので行くのが面倒なのですが(実際この時は地下鉄での移動中に酔ってしまい、先輩に多大なる迷惑をかけたわけですが)、内容としては、大戦中の戦闘機やらコンコルドやらスペースシャトルやら色々置いてあって充実しています。まぁそんな中、トランスフォーマーのトイなんかも飾ってあって若干カオスだったりするんですけども・・・

ちなみにこれは広島に原爆を落とした「エノラ・ゲイ」。おもちゃみたいな外観ですが、間近でみると結構大きいです。

で、肝心の学会発表はこのヒルトンホテルで。

発表はこんな感じでした。ポスターセッションだったので、まぁ何とかなりました。(当時はそれなりに英語が喋れたんですがね・・・←2017/3現在コメント)

泊まったホテル「The Dupont Hotel」1泊240ドルと結構値が張りましたが、室内は広く、おしゃれでした。無駄にベッド2つ。海外にしては珍しくネットも無料。アメニティは全てKIEHL’Sで統一されていて、何というかリッチでした。
ただ、ガウンなし、冷蔵庫なし、歯ブラシ・ヒゲ剃りなし、アイロンなし、靴ベラなし。まぁ日本と比べるのもアレですが、もうちょい充実してもらっても良いような気が・・・

ちなみに、一緒に行った会社の上司はANAのプラチナ会員で在らせられるので、行きも帰りも空港ではラウンジを満喫しました。あと、格安チケットだったのですが、プレミアムエコノミーにアップグレードされました。英語も堪能でいらっしゃるので色々頼りまくりました。やっぱり同行するならステータスのあるお方ですね。感謝です。

(30代になれば私もプラチナ会員になってるもんだと信じてたんですが・・・そううまくいくもんでもないですね。そしてこの上司とこの数年後、二人でタジキスタンとキルギスに行くことになるとは当時の私は想像もしてませんでした←2017/3現在コメント)

 

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