常総には夏休み成分が詰まっている

常総には夏休み成分が詰まっている

今年は私も妻もお盆休みが8月13日~14日しか取得できなかったため、両実家への帰省はせず近場で過ごすことに。
とは言え、せっかく家族4人が一緒に過ごせる期間。5歳の長男については来年から小学校なのである程度時間に余裕のある最後の夏。子どもたちにも、大人にとっても思い出に残る休みにしたいなと思っていました。

何がいいかなーと考えている中で、ちょうどうちの子どもたち(特に3歳の次男)がここのところ恐竜に興味津々でして、坂東市の茨城県自然博物館に行くと喜ぶかなぁと。
ついでに、近くで泊まれるところがあればゆっくり見れるなーと思っていたところ、妻がRECAMP常総でキャンプとかいいんじゃない」と提案してくれまして、しかもちょうどロッジの予約がひと枠空いたタイミングだったこともあり、迷わずなっぷにてポチり。出発3日前に急遽企画した常総の旅がスタートするわけです。

茨城県自然博物館で恐竜を見る

茨城県自然博物館には流山から高速使って40分少々。お盆期間中でもストレスなく到着です。ちなみにこの施設、実は2年前にも行ったことがあるんですが、当時上の子が3歳、下の子は1歳だったので、少なくとも下の子は全く記憶にないはず。上の子も特に当時恐竜が好きという分けでもなかったので、当時はあまりハマっていない感があったのですが、今回は二人とも興味をもって見てました。

特にうちの子どもたちの興味を引いたのがこちらの展示。ティラノサウルスとトリケラトプスの戦い。写真じゃ伝わらないと思いますが、こいつらロボでして、動くんです。それがまぁ結構リアルな動きでして、瞬きするのがまたとってもリアルな感じで。特にテレ東の最強王図鑑にハマっており、トリケラトプス推しのうちの3歳の琴線に触れたようで、何度も見てました(最初はマジで生きてると思ってたらしくて、ビビり上げてましたが)。

ちなみにここ、博物館にしては食事がおいしく、かつ割とリーズナブルなのも良くて。それもそのはず、よくよく見てみると茨城県中心に外食チェーンを展開してるばんどう太郎グループが運営してるんですね。写真撮ってないですが、満足度高いです。

なお、こちらは屋外エリアが非常に広大かつ充実してます。ただ、遊戯施設間が離れており猛暑の中移動するのが結構過酷なんですが、こんな楽しい巨大トランポリンなんかもあります。子どもたちは大はしゃぎ。真っ赤になって飛び跳ねてました。写真は跳びまくって疲れ果てて寝る5歳とあともう少し余力のある3歳の図。この写真だと2人だけで遊んでますが、このあとわらわらと子供たちが集結しまして、15人くらいが飛び跳ねてたかな。

焚火と大浴場と花火を楽しむ

恐竜を楽しんだ後は本日のお宿、常総市のRECAMP常総へ。市が所管する野外研修施設水海道あすなろの里の中に立地しているキャンプ場です。もともとはあすなろの里が運営していたキャンプ場だったようですが、運営がRECAMPに引き継がれたようです。ちなみに博物館からあすなろの里まで、車で向かうと15分ほど時間かかるんですが、直線距離は割と近くて、菅生沼という沼を挟んで隣接している位置関係です。両施設間には橋が架かってまして、徒歩だと最短距離なので30分くらいで行き来できるようです。

こちらがキャンプ場のエントランス。民家が点在している里山地区の先に立地してます。

チェックインはアプリでできます。ロッジは鍵の受け渡しがあるんでスタッフの方に対応していただく必要があるのですが、スタッフの方の前でアプリチェックインして鍵を受け取るシステムなので、どっちにしてもあらかじめアプリのダウンロードはしておいたほうが円滑にチェックインできます。

消耗品や食品、お酒、薪などのちょっとした買い物は管理棟でできます。

全体的に施設は古いんですが、サインがおしゃれに工夫されててインスタ映えしそうな感じだし、水回りをはじめ気になるところはリノベされてたりするので、ストレスなく使える感じがいいなと思いました。あと、お風呂はあすなろの里内にある大浴場(ロッジサイトからは子どもの足でも徒歩5分くらい)が大人400円で使えるのもいいですね。

こちらが区画サイトの様子。いつかはこちらでも泊まりたいですが、今回はロッジサイトに移動。

こちらが今回我々が宿泊したロッジ。ロッジによって定員が違うみたいですが、今回我々が予約したのは定員5人のロッジ。とは言え、大人5人が寝ても全然余裕たっぷりな感じでした。なお、車はロッジに横付けできます(奥のエンジ色のフリードが私たちの車)。テラスにはテーブル、いす、タープ、BBQグリル、焚火台、火消し壺(バケツ)、トングが常設されており、水道も使えます。結構荷物減らせると思います。

こちらがロッジ内。テーブルとクッション、5人分のマット(180㎝×60㎝)がついてます。エアコン付きで快適。あと、ロッジのカギにはLEDランタンがついてます(就寝時間以降ロッジの照明が使えないため)。なお、窓の外に見えるように、隣のサイトはテント泊用のサイトでして、ロッジ泊とテント泊が混在する形で区分されてます。予約時に希望すれば(そして空いていれば)ロッジとテントを隣接させて予約することもできるようです。

ロッジ内には清潔なトイレと洗面台も完備。子連れにはありがたい。

荷物が片付いたら、焚火開始です。途中で調達してきたオリオンビールとともに至福の時間に突入します。

今回、飯盒炊爨やろうと思って飯盒を購入してました。小学生ぶりくらいですが、ブランクの割にはまぁまぁな出来でした。焦げ付きにより後片付けが大変でしたが。

火付け用の小枝を一生懸命拾ってくれるおりこうさんの5歳。

焚火台に小枝を投げ込むゲームが始まる3歳。

焚火でマシュマロ焼きました。これは何度かデイキャンプで経験しているので慣れたもの?

これまたキャンプ恒例のポップコーンも。

夜は近くのスーパー(キャンプ場から車で10分くらいのところにカスミがあります。24時までオープン)で購入した黒毛和牛、ラム肉、豚バラ、オクラ、トウモロコシでBBQ!(肝心のメインディッシュの写真を撮ってない!)炭火で焼くとどれもおいしい!

お風呂は上述の通り、あすなろの里の大浴場にて。キャンプサイトから徒歩5分くらいのところにこんな感じのしっかりした研修施設が立ってまして、50人くらい入れる横に長ーい展望大浴場があります(女湯はカーテンがかかってたそうですが、笑)。キャンプ客が殺到するんでまぁまぁ混雑しますが、とは言えその辺のスーパー銭湯と同じくらいの混雑具合なのでストレスなく入れます。

キャンプ場では夜21時までは手持ち花火OKです。我々は持ち込みましたが、キャンプ場の売店やあすなろの里の売店でも買えます。マンション暮らししてると普段なかなか花火もできないもんで、子どもたちも大満足。

途中、スズメバチがロッジ内に侵入するというトラブルも発生しましたが、スタッフさんがすぐに駆けつけてくださり、即座に退治してくださいました。頼もしい。
夜は22時消灯。以降はロッジやテント内で過ごします。盛りだくさんでいい感じに疲れており、子どもたちはすぐに就寝、大人も日が変わる前には就寝。スヤァ。

キャンプの朝は炭火で焼いたパンとソーセージが至高

キャンプ場の朝は早い。6時に起床し(あ、いつもと同じか)、ちょっと散歩し、この日も焚火からスタートです。

朝はカスミで買ったロールパンと、前夜食べきれなかったソーセージをコンロで軽く炙ります。これをコーヒーとともに食すのが至高なのです。全人類に勧めたい

楽しかったキャンプも終了し、9時過ぎにはチェックアウト。続いてはあすなろの里のレクリエーション施設を堪能します。

あすなろの里には夏休み成分が詰まっている

あすなろの里に移動し、まずはプール!小さい子どもも楽しめる大小さまざまなプールがあります。シャチ型の浮き輪などもOK。ただちょっと水が冷たい、笑。
ちなみに我々は撮影しませんでしたが、入場時に申請すればプール内でも撮影が可能です。

続いてブルーベリー狩り。400グラム摘んだらパッキングして持ち帰ってOKというシステム(400グラム以外の設定もできる模様ですが、子ども二人だと400グラムがちょうどよかったです)。ちなみに、大き目のやつは甘い、小さ目のやつは酸っぱいブルーベリーでした。
         

そうこうしていたらお昼どき。お昼は施設内の里カフェ。あすなろの里の食堂を兼ねている施設みたいなのですが、きれいにリノベされており子どもも過ごしやすく、食事もおいしく、お値段も良心的で満足度高かったです。

私は茨城県郷土料理の「つけけんちん」をオーダー。そばとうどんが選べるのですが、贅沢に相盛りをチョイス(1300円(税抜))。子どもたちは「お子様うどん」(うどん、枝豆、ゼリー、キャンディーつき)を、妻は「野菜たっぷりハンバーグ」をオーダー。いずれも満足度高く、デザートで頼んで家族でシェアした「焼き芋ソフト」(あすなろの里で採れたサツマイモの焼き芋にソフトクリームを載せ、オリジナルソースをかけたもの)もとってもおいしかったです。

腹ごしらえが済んだら、魚釣りにGO!竿とエサは貸してくれます。1回500円。その日中であれば時間制限なし。

無事何匹か連れました。大人のほうが夢中になり、あっという間に時間が溶けます(いい意味で)。なお、釣った魚はキャッチアンドリリースです。

魚釣りの間に交互に池のすぐ近くにある動物園に連れ出します。こじんまりとしたアットホームな動物園で、動物がちょっと苦手で動物園もちょっと苦手なうちの5歳も楽しめたようでした。

アルパカには常時おやつをあげることができます。ご飯はガチャガチャで買います。100円です。ガチャガチャ回すのが大好きなうちの3歳にはもってこいなシステム。

最初は恐る恐るでしたが、結果3回おやつあげました(財布内に300円しか小銭がなかったためそこで打ち止め)。

動物がちょっと苦手な5歳も、おとなしいお馬さんに安心したのか、無事にご飯をあげられました。ちなみにお馬さんへのご飯は時間が区切られてます。

動物園の近くにはミニ水族館も。あすなろの里の近くで採れるお魚たちがディスプレイされてます。ちなみにここは冷房効いててめっちゃ快適です。最近ザリガニを飼い始めた我が家。手長エビに興味津々な3歳。

シメは温泉!

楽しかったあすなろの里を後に、車で10分ほどで到着する「きぬの湯」で汗を流して帰りました。

以前別荘を利用して以来、久しぶりの訪問です。今回は子どもたちも大きくなったので大浴場のほうを利用。子どもたち二人の感想は「シャワーヘッドがミラブルなのが良かった」とのこと。いやいや、泉質もすごくいいところなんですけど、即物的な子たちのようです。

きぬの湯別荘は子連れにもウェルカム

全部よかった

とにかく、行ったところ全部よかったです。絵日記10枚くらいかけるくらい夏休み成分が詰まった良き旅でした。来年も行きたい。

【番外編】ミストシャワーに喜ぶ5歳。

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