土浦からつくばまでのんびりとつくばりんりんロードでサイクリング

先週末は天気が良かったので、夫婦で輪行してつくばりんりんロードに走りに行ってきました。
つくばりんりんロードとは
つくばりんりんロードは、1987年に廃線となった旧関東鉄道筑波線の線路敷き跡地を利用して作られたサイクリングロードです。つくばりんりんロードには、旧駅舎を利用した6か所の休憩所があります。つくばりんりんロードは、土浦駅から岩瀬駅(岩瀬休憩所)まで筑波山のそばを通りながら約40キロメートルの道のりです。土浦駅から筑波休憩所までは高低差がほぼない平らな道が約20キロメートル続いています。
詳しくはこの辺りをご参照くださいませ。
土浦駅まで輪行します
いつも通り南流山駅から輪行開始。武蔵野線に乗り込みます。その後新松戸駅で常磐線我孫子行きに乗り換え、柏駅で常磐線土浦行きに乗り換えます。トータルで1時間ちょっとでしょうか。
柏駅で電車を待つ私。なんでこんなへんちくりんなポーズを・・
ちなみに最近、駅メモという位置情報ゲーム的なものを始めたので、いろんな駅にチェックインしながら向かいました。でんこ育ててます。暇つぶしにいいです。バッテリーめっちゃ食うけど。
ちなみに駅メモはこの記事で紹介されてたのを見て面白そうだなと思いまして。ちなみに課金した方が制限なしで使えるので面白いと思いますが、課金なしでも楽しく遊べます。
土浦のせっかくグルメ「ツェッペリンカレー」を楽しむ
土浦駅到着。輪行袋から自転車を取り出します。ちなみに奥に見える建物は土浦市役所。駅からペデで直結されている超アクセス性の良い市役所です。
駅前にはコミバス「キララちゃんバス」が停車してました。こちら、NPOによって運営されているバスです。緑ナンバーなので市町村有償ではないですね。4条許可の路線定期運行のようです。路線によってタクシーとバス車両により運行されており、タクシーは地元タクシー業者が、バスの方は関東鉄道が受託事業者になってます。この車両は日野ポンチョ1ドアですね。
運営事業者のNPOはかなり丁寧にサイトを作り込んでおり、利用実態調査もしっかりされているようです。こういう情報発信はとても重要ですね。見習いたいです。
バスロケも使えます。
ちょうどお昼時だったのでご飯を。以前バナナマンのせっかくグルメ!!で紹介されていた、「喫茶 蔵」という蔵を改装したおしゃれな喫茶店でカレーを食べることにしました。
場所は土浦駅から自転車で5分ほど。歩いても行ける距離です。 土浦まちかど蔵「野村」というランドマーク的な建物の裏に立地してます。ちなみにこの写真の建物、登録有形文化財に指定されています。
煉瓦造りが美しいです。
内装。蔵の雰囲気を活かしつつリノベされています。
天井高いです。耐震補修はしっかりされているようですね(笑)
ステンドグラスが綺麗です。
バナナマン日村氏も食していた名物「ツェッペリンカレー」を注文。この聞き慣れない「ツェッペリン」ですが、昭和初期に飛行船ツェッペリン伯号が世界一周の途中、土浦に飛来した際に、飛行船の乗組員に土浦ならではの食材を使ったカレーを振る舞って歓迎したことが由来になっているようです。土浦市の皆さんは、このカレーによるまちづくりに力を入れてます。
ちなみに他のカレーとの違いは、具に土浦名物のレンコンが入っていること。あとは福神漬けの代わりに昆布出汁が香るレンコンの漬物が添えられていること、あとはご飯がツェッペリン型に型押しされていることですかね。可愛いですね。
ツェッペリン号の歴史は店員さんがこういうカードを持ってきてくれて教えてくれました。
日本で2番目の広さの湖、霞ヶ浦を見る
りんりんロードに乗る前に、せっかくなので日本で2番目の広さの湖、霞ヶ浦を見ていくことに。こちらも土浦駅から自転車で5分くらいで到着します。 遊覧船乗り場に団体客が並んでました。
さすがに1周するわけにもいかないので、霞ヶ浦の片鱗をチラ見して終了。
つくばりんりんロードをサイクリング
さて腹ごなしを済ませ、霞ヶ浦も眺めたので、満を辞してつくばりんりんロード(筑波自転車道)に突入です。起点は土浦駅のすぐ近くにあります。駅前から途中途中に案内看板が至る所にあるので迷うことはないかと思われます。
自転車と歩行者のみ通行可能です。交通量も少なめ。ロードバイクがビュンビュンと走ることもなかったのでストレスなしで走れます。交差する交通量が多い道路は立体交差する箇所が多く、きっちり自転車・車分離がされています。
で、前述の通りこのりんりんロード、元々は線路だった場所なので、ところどころでこういう元ホームがあります。 ここは放置気味ですが、あとで紹介するように、ホームを休憩所として再整備している箇所がポツポツとあります。
10分ほど走っていると土浦市郊外に。どこまでも続くまっすぐな道。平坦なので体力のない私たちでも走りやすいです。桜並木なので春はとても綺麗だと思います。
道路脇には土浦名物のレンコン畑なんかも。
蕎麦の花が咲いてました。綺麗ですが、やはり臭いますね(笑)
途中で元ホームを改装した休憩所が整備されています。土浦駅から割と近いところにある虫掛休憩所。元ホーム上に藤棚が整備されているので春に来ると良さそうですね。
こちらが虫掛駅の隣にある藤沢という地区にある藤沢休憩所。きれいなトイレが整備されているので安心です。ちょうどこの日は地元の方が草刈りをされてました。地域によって支えられている道路なんですね。
この日は筑波山入り口近くの筑波休憩所まで走ります。あと12.9キロ!
再び走ります。おーこれが筑波山!?とかテンション上がりながら走ります。
・・・残念ながら私たちが筑波山だと思っていた山は筑波山ではなく、宝篋山という461メートルの山でした。
気を取り直して。藤沢から少し走ったところに小田城跡という史跡があります。休憩がてらちょっと寄ります。
あまり期待せずに入ったのですが(失礼)、よく整備された綺麗な公園でした。居心地が良かったので東屋で休憩しつつポケモンを捕まえたり。
城跡から数百メートル離れたところに元駅だった場所が。休憩所兼案内所として整備されているようです。
ライダー向けなんですかね。お菓子も買える自販機があります。
つくば市内に入ります。あ、宝篋山の裏側にはちゃんと筑波山が隠れてました。男体山と女体山。綺麗な山影です。山に向かってまっすぐ走るのが気持ちいいですね。
土浦から約20キロ、無事に筑波休憩所に到着。そこまで体力の消耗もなく楽しく走れました。
駐車場とバスターミナルに隣接しており、集落の中心部的な感じになっています。
ちなみにこの写真付きツイートをしたところ、フォロワーの方から「これって倉吉線?」という質問が。確かに鳥取の倉吉線も廃線跡を自転車道にしているので雰囲気が似ているのかもしれません。
立派な休憩施設 pic.twitter.com/xqprEChQGT
— dicekcom (@dicekcom) 2017年9月30日
つくばの立ち寄り湯でひとっ風呂
帰りはTXで輪行する予定だったのですが、汗をかいたのでその前に帰り道にある立ち寄り湯に。つくば市の施設である「つくばウェルネスパーク」というところに行きました。
大人720円です。利用券で温泉だけでなく併設のジムも使えますが、まぁこの日は1日運動したのでもう運動は・・ね。温泉の方は広くて充実していました。
のんびり1時間ほど休憩し、TXの最寄駅「研究学園」へ。このルートで戻ることに。国総研などの国の組織や大型商業施設にアクセスできるしっかりした道路だったので特に何も心配していなかったのですが・・・超悪路でした・・・草が生え放題。照明がほとんど設置されておらず真っ暗。りんりんロードの快適さとは対照的な旅となりました。
まぁとにかく、無事に研究学園駅まで到着。
30分弱で南流山に到着。荷ほどき。
打ち上げはいつもの牛車で焼肉。
この店、タンぶつ、やげん軟骨、レバーが至高です。客人が流山に来られる際にはぜひ連れて行きたいお店。
てことで、チャリ漕ぎまくってタンパク質を摂取して健康的な1日を過ごしました。お疲れ様でした。
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