高知の離島「沖の島」の最高の宿と海(1日目)
![高知の離島「沖の島」の最高の宿と海(1日目)](https://dicekcom.vivian.jp/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6497.jpg)
よさこい見物の翌日。我々は妻の実家の車を借り、一路高知県宿毛市へ。目的地は宿毛市沖合にある島「沖の島」です。
沖の島とは
沖の島の存在はもともと知っており、ぜひ一度行ってみたいと思っていました。離島好きな私のことを熟知している妻。私の誕生日に合わせて沖の島の宿を取ってくれました。さすがでございます。
沖の島(おきのしま)は太平洋上、高知県宿毛市の沖合にある島。足摺宇和海国立公園に指定されている。 東経132°32’・北緯32°43’、周囲約17km、面積は10.5km2。宿毛市片島港より海上約25km地点に位置し、全域が宿毛市に属する。人口は2006年現在283名。標高404mの妹背山を中心として水量豊かな谷川がある。島は花崗岩から成り、至る所に断崖や急斜地が見られ平地は少ない。沖の島は母島地区と弘瀬地区を中心に大小五つの集落より形成され、支所や漁協・郵便局・小中学校・診療所などの施設がある。磯釣りやマリンスポーツの島として人気を集めている。2009年、鵜来島と共に「石垣・石段とともにある暮らし」が島の宝100景に選ばれた。
Wikipedia-沖の島(高知県)
定期船すくもで沖の島へ
妻の運転で宿毛市に到着。高知市から2時間半。大変お疲れ様でした。こちらが船着場の「宿毛市観光センター」。ここから出航するのは鵜来島と沖の島航路のみ。大分県佐伯行きのフェリーニューあしずりの乗り場は少し離れてます。
航路図はこんな感じ。宿毛(片島)〜鵜来島までは50分、宿毛(片島)〜沖の島も50分、鵜来島〜沖の島は30分です。
沖の島定期航路は通常1日2往復ですが、お盆休み中はお昼に臨時便が出ます。ちなみに通常便は鵜来島経由で沖の島に向かいますが、臨時便は沖の島直行です。
乗船者名簿を記入して乗船料を支払います。片道1人1330円です。
乗船。1階と2階にそれぞれ座席があります。1階は椅子席+ごろ寝スペース。2階は椅子席+甲板です。
甲板に出るとこんな感じ。 酔いやすい人はこっちで過ごすのもありですね。
ゴミ箱のすぐそばに金だらい。そうか、、、これは揺れるってことですな。。。
まぁ、前情報として、「めっちゃ揺れる」ということは聞いていたので、酔い止めとか酸っぱいお菓子とかを大量に買い込んで乗船しました。そのおかげかどうかわかりませんが、乗船15分後にはぐっすり。。。無事酔うことなく起きたら目の前に沖の島母島港が迫ってました(笑) あっちゅう間です。
沖の島上陸
こちらが沖の島でのお宿、旅館おきのしま。港から徒歩30秒で到着します。女将さんが出迎えてくださり、部屋に案内してくださいました。
部屋は四畳半。冷房完備。とりあえず朝も早かったし、揺れに疲れたので2時間ほどお昼寝。
復活した母島集落の商店「いもせや」
港を歩いていると地元の小学生らしき男の子が「いもせやでアイス買ってたらいいよ!」と紹介してくれました。そう言われたら入ってみるしかないわけで、商売上手な少年です。こちら、港から徒歩1分の「いもせや」という商店。知りませんでしたが、よく調べてみると、つい最近島民の念願叶って復活した商店だそうです。
【高知新聞8月4日の朝刊から】
沖の島母島地区に商店復活 集落活動センターが運営 高知県宿毛市https://t.co/O4oTKcdbvI#高知新聞 #集落活動センター #沖の島 #宿毛市 pic.twitter.com/5vaIU4AGjk— 高知新聞 (公式)Kochinews (@Kochi_news) 2017年8月4日
これまでは買い物のたびに隣の集落の弘瀬地区まで車で移動しなければならなかったそうですが、ちょっとした用足しであればここで事足りるようになったようです。
お店の方に紹介いただきましたが、沖の島は落花生の名産地だそうです。せっかくなのでお土産に購入。
店の中にはベンチとテーブルが設置されており、のんびり語らうことができます。我々が訪問した時には島のおじいさんがビールを飲んでくつろいでおられました。おじいさんからは「何もないけど自然はたっぷり楽しめる島なので、どうぞゆっくりしていらっしゃい」と言っていただきました。いいお店でした。ちなみにこのおじいさん、翌日訪問した時にはレジ打ちをされてました(笑)
ちなみにちなみに、この時のいもせやのレジ担当のおじさんは今宵の宿、旅館おきのしまのご主人でした。地域の皆さんで運営されてるんですね。いいお店ですね。そしてこのご主人にオススメしていただいた、港近くの隠れ家的海水浴場に向かうことに。
島内散策
場所は島内ではメジャーな海水浴場「うどの浜」の少し手前。港から徒歩15分ほどでご主人に教えていただいたプライベートビーチに。砂浜ではないですが(笑)
水はさすがに透き通ってますね!私は足をちゃぷんと。妻は水着着用のため体ごとちゃぷんと。
島内でレイドバトル
散歩後、港の近くの郵便局がポケモンGOのレイドバトルの会場になっていたので参加。
で、無事勝ちました。
旅館おきのしまで海の幸
バトルで汗を流した後は旅館に戻り、お風呂。男風呂は2階、女風呂は1階。男風呂からは母島港が見えます。
ごはーん。この日はマグロと鯛のお刺身。新鮮で美味しかったです。
旅館のご主人(さっきまでいもせやで店番されてた方)が親切に料理の説明をしてくださり、いい雰囲気のお宿でした。
夕食後は母島港でのんびり
沖の島は観光地化されてない、のんびりした島。お盆だけど集まっているのは島の親戚や友人たちがほとんど。そういうゆっくりとした静かな島で過ごせたのは本当に幸せでした。いい誕生日前夜を過ごさせていただきました。ありがとう。
長くなりそうなので翌日の話は次回に続きます。
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