日帰りで常春の島八丈島へ

日帰りで常春の島八丈島へ

東京に来てからずっと行きたかった島。八丈島。諸説には骨川家の別荘がある四畳半島のモデルになっているといわれている島。忙しくなる前に弾丸で行ってきました。

飛行機だとあっという間に到着します

八丈島に行くには羽田から飛行機か竹芝桟橋から船になるわけですが、時間の余裕がない中だったのでもちろん飛行機で。羽田7:30発のANA821にて一路八丈島へ。なお、予約変更の可能性も踏まえてビジネスきっぷで購入。。。と言っても特割と往復2,000円くらいしか変わりません。往復で26,140円。
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機体はボーイング737。3列×2のちっちゃめのジャンボジェットです。離陸して水平飛行になったかと思ったらすぐに着陸準備のアナウンスが。時間が超限られているので飲み物はワゴンでなくてCAさんがポットを持って回ってくれます。そんなこんなで乗って40分くらいで着陸態勢に。そしてその後の10分間、まー揺れること揺れること。。。飛行機乗ってて体が一瞬浮いたのは初めて。今までの揺れたランキング一位はベトナム航空ホーチミン~ハノイだったのですが、今回それを上回り見事トップです。

島内は広いし天気が変わりやすいのでレンタカーがオススメ

大揺れにより久しぶりに飛行機に酔いましたが、まぁ何とか八丈島空港に到着。出た瞬間感じたのが暑さ。東京仕様でセーターにダウンベスト着てましたが大間違い。ベストもセーターも脱ぎ捨て、長袖シャツ(腕まくり)で余裕。
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島での移動はレンタカーにしました。レンタサイクルやレンタバイクもあるんですが、島の起伏が激しいのと、雨に降られても嫌だなぁと思い安全策で。まぁ結果にわか雨(結構激しい)が降ったんで選択は大正解だったわけですが。島にはレンタカー屋さんがたくさんあるんですが、空港から近いこのお店をチョイス。
カーセンター八丈
※軽自動車を1日借りて3000円です。空港に着いたら電話すれば送迎してもらえます。

今回の旅の相棒はこちらのワゴンR。ふと忘れてしまいそうになりますがここ東京都です。品川ナンバーです。
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空港起点で反時計回りに島を巡ることに。まず飛び込んできたのは海までまっすぐ続く道。そして道路わきの植樹がアロエとハイビスカス。東京から1時間弱で完全に南国。
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八丈島のキョン

とりあえず空港近くの植物公園に行ってみることに。珍獣キョンが飼われてるということでそれを見に。
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中にはビジターセンターがあるんでそこでパンフレットとかを調達。
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花がきれい。ストレチアがこれまた南国ぽい。
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葉っぱでかい。ちょっと中入るとジャングル。
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講演の真ん中あたりに飼われてましたキョン。一生懸命誘ったんだけど小屋から出てこず。。。残念

むむっ。
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ぷいっ。
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こっちは空気読んでくれたホオジロカンムリヅル。カメラ目線。
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大坂トンネルから八丈富士と八丈小島を眺めよう

つづいて大坂トンネル展望台へ。八丈富士と八丈小島がきれいに撮れました。
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注目すべきがこの橋梁。勾配きついし長大だし、お金かかっているんだろうなぁ。かつてはここは交通の難所だったそうですがこの橋とトンネルによって地区間を容易に行き来できるようになったとのこと。この小さい島でもインフラが果たしてきた役割は大きいわけです。ちなみに容易にとは言っても軽だとエンジン吹かしまくって頑張らないといけない感じです。原付で登るときっときつかったはず。。。
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樫立から三原山に登れます

大坂トンネルを抜けると樫立地区。八丈には有名な八丈富士ともう1つ三原山という山があるんですが、その登山口がこのあたりにあります。今回は弾丸のため山登りは断念。
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周りには昔ながらのポストとか。
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離島によくある看板とか。
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閉店した店とか。
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滝の裏から滝を見ることができる「裏見ヶ滝」

続いて中之郷地区へ。ここには滝があります。しかも滝の裏から見れるという。その名も裏見ヶ滝。神秘的です。

なお、裏見ヶ滝の前には自治体が運営している入浴料無料の「裏見ヶ滝温泉」てのがあります。非常に野趣あふれる温泉で、路肩にこんな感じで入り口と靴箱があります。滝を見下ろしながら入浴ができるそうです。混浴。水着着用の必要があるので入れず。残念。
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ジオパーク的な風景を楽しむ

引き続き海方面に車を走らせ藍ヶ江漁港へ。釣り客が結構いました。
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中之郷から南下。南端部の末吉地区に。ここでも名古の展望という展望台へ。火山島って地形が面白いからいくら見ても飽きません。ここも絶景!
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末吉~三根に向かう県道はくねくね道。この辺りには民家も張り付いていないようで、見どころも特になし。末吉~三根の地区境には登龍峠というのですが、道路が龍みたいだからですかね。ここにも展望台があってここからは市街地が見渡せます。緑の中にぽつぽつと白い住宅が建ってます。こういう土地利用って本土ではあんまり見られない光景な気が。
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三根地区に降り立ち、底土海水浴場へ立ち寄ってみました。八丈は砂浜がまっ黒。いつもと違った趣向で海水浴が楽しめそうです。
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誰かが砂山作ってました
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これは・・・何の足跡だろう・・・
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八丈島では島寿司と明日派を食べましょう

この辺で昼時になったので昼ごはんに。弾丸過ぎて何も調べずに来てしまったのですが、とりあえず島寿司だけは食いたいと思い、何か情報がないかととりあえず空港へ。空港の方に聞いてみたら、空港に食事処があるし島寿司もおいてるとのこと。探すまでもなく、振り返るとレストランが。
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アカコッコ

関連ランキング:定食・食堂 | 八丈島

島寿司と八丈名物の明日葉を使った明日葉そばのセットが1500円だったので頼むことに。ちなみに店内は空港関係者らしき方々と地元の方が多数で観光客は少なかったです。
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島寿司は醤油漬けにされたタイ(ほかの魚で作ることもあるらしい)をわさびでなくからしで握ったお寿司。癖になるウマさです。あと、一緒についてくるのが岩ノリの寿司。これも珍しいし美味い。漬けが8カン、岩ノリが2カンなんですが、一気にペロリです。時々大量のからしが入っていることもありますが、まぁご愛嬌。
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で、明日葉そば。明日葉が練りこんであり、独特の風味です。おつゆは関東風。甘辛くて濃いです。こちらもおいしい。
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食事も終わり、移動再開。空港近くにこんなのを見つけました。私が一生に一度は行きたいと思っている絶海の孤島、青ヶ島行きのヘリポートです。ぜひともいつか行ってみたい・・・
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八丈富士とふれあい牧場

続いて八丈富士方面へ移動。八丈富士中腹にあるふれあい牧場で牛と触れ合うことに。
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ほのぼの。
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空港が上から見える場所って珍しいのではないでしょうか。
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牧場から八丈富士を。雲が出てきて山頂は見えず。。
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愛嬌のある牛。
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愛嬌のない牛。
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山を下りて南原千畳岩へ。マグマが固まってできた岩が一面に広がります。地球じゃないみたい。
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おそらく昔ウニだった何か。
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付近に佇む「塾」と書かれた今は空き家な建物。付近数キロに民家1つないところに塾一文字を背負う建物がぽつんと立っている姿はシュール。
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島流しの歴史が学べます

続いて空港近くの大賀郷地区に移動。雨が降ってきたので屋内で楽しめる場所はないかと歴史民俗資料館をチョイス。入館料360円を支払い中へ。
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以前は東京都八丈支庁だった建物らしいです。
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歴史を感じる味のある建物。
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縄文時代くらいからの歴史的資料がいろいろ展示されてます。特に流人の歴史コーナーは結構面白かったです。
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八丈島らしい風景、玉石垣

雨が小降りになってきたので外へ。八丈の典型的な風景、玉石垣を見に。エキゾチックな雰囲気にあふれてます。
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ちょうどお祭り時期だったみたいです。
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やすらぎの湯で旅の疲れを癒します

もうちょっと時間があったので中之郷まで再度足を延ばし温泉に入ることに。ちなみに八丈島には大小たくさんの温泉がある温泉地です。私は「やすらぎの湯」をチョイス。入浴料は300円。お風呂の大きな窓からは太平洋が一望できます。他にお客さんがおらず貸し切り状態でのんびり。
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八丈島らしいお土産を

最後にちょっとだけ時間が余ったので三根に行きお土産(全て自宅用)を購入。まずは有名なお土産屋さん民芸あきへ行ってみました。
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店内に人が多かったんでざっと見た後スーパーマーケット(八丈ストア)へ。明日葉、豆腐、くさや、パッションフルーツジュースなどなど、八丈ぽいものを購入しました(全て自分用)。

そうこうしている間に飛行機の時間が近づいてきたのでレンタカーを返却、空港に向かいます。なおガソリン代リッター189円。さすが離島。高けぇ。。最後に空港で青ヶ島の幻の焼酎「青酎」と晩飯用の島寿司を購入(どんだけ好きやねん)して、搭乗。
帰りはANA830八丈島17:20発の飛行機でした。機体はエアバスA320。まだこれ現役で飛んでたのか・・・久しぶりに乗った・・・搭乗前のアナウンスで「本日のフライトは機体が大変揺れることが想定されます」と言われ酔い止めを飲むも、座席に座って3分で爆睡(飛んだ瞬間すら覚えてない)。羽田到着後の乗客の雰囲気から大変揺れたことが伺えたものの、まったく覚えてない。

羽田到着後、新宿の飲み会に参加予定だったのですが、急きょお仕事で秋葉原へ。。。普通に仕事して21時過ぎに帰宅。

お土産はこんな感じ。
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晩御飯は島寿司。あーうまい。これ東京でも食えないのかな。島で買ったり島で食ったりするからこそ付加価値がついてさらに美味いってのもあるのかもですが。
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パッションフルーツドリンクはすごくおいしかったです。
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青酎とか明日葉の感想はまた次回にでも。

今回の島での滞在時間約9時間。あっという間でしたが、有名どころはそこそこ回れたかなぁという印象。次回は八丈で一泊後青ヶ島ってコースでぜひ楽しみたいなぁと。

島寿司は買えないみたいですがパッションフルーツジュースは買える模様。

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