[懐古シリーズ]在りし日の上野下アパート

[懐古シリーズ]在りし日の上野下アパート

この[懐古シリーズ]ですが、すでに閉鎖してしまった私の過去のブログの中から、「このまま消滅させるにはちょっと惜しいなぁ」と思う記事をピックアップして掲載するものです。
まずは第一弾として、上京して1年目くらいに訪れた、今は亡き同潤会アパート最後の「上野下アパート」を訪問した時の記事です。

上野下アパート(2013/3/10)

同潤会アパート最後の1棟、上野下アパートを拝んできました。ちなみにこいつ、東京に来ることが決まってから私がずっと見てみたかった建物の一つ。先日D5100買ったので満を辞して行ってまいりましたよ。

上野下アパートは同潤会が昭和4年に建築した集合アパート。同潤会アパートというのは、平たく言えば、関東大震災の復興の担い手として東京・横浜で集合アパートをいっぱい建てた財団です。

同潤会アパート(どうじゅんかいアパート)は、財団法人同潤会大正時代末期から昭和時代初期にかけて東京横浜の各地に建設した鉄筋コンクリート造(RC造)集合住宅の総称である。

同潤会は1923年大正12年)に発生した関東大震災の復興支援のために設立された団体であり、同潤会アパートは耐久性を高めるべく鉄筋コンクリート構造で建設され、当時としては先進的な設計や装備がなされていた。

Wikipedia –同潤会アパート

同潤会が建てたRC造の集合住宅、いわゆる同潤会アパートは全部で16箇所あったらしいですが、老朽化の影響でどんどん解体・建て替えが進んでいます。ちょっと前話題になった青山アパートは有名ですね。青山アパートもぜひ現役の姿を見たかったのですが叶わず。建て替わって表参道ヒルズになりましたね(再現されたやつが残ってるよね)。この記事を書いてる2013年3月現在、残ってる同潤会アパートはこの上野下アパートだけ。そして残念ながら今年の夏、この上野下アパートも解体工事に着手されるようです。残念。リノベーションしてくれればぜひ住んでみたいのだけど。(その後、2013年中に惜しまれながら取り壊されました。)

では写真の紹介(閑静な住宅街なので必要最低限に撮影・・・)

表札。
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工事のお知らせが。この姿が見れるのももう残りわずか(でした)。
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東側から。ちなみに1階には店舗が入っていたみたいですが、移転されてました。
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いいなぁほんと。こういう建物萌える。
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4階部分がせり出ている。間取り(廊下の位置)が違うらしいです。
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玄関。この佇まいがたまらない。
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