三連休でしたが台風が近づいていることもあり、近場で散歩することに。今回の目的地は隣町の松戸です。
流鉄で馬橋へ
松戸駅まではJRで南流山から新松戸経由で行けばいいんですが、ちょっとローカルな気分を盛り上げるべく流鉄流山線で向かうことに。平和台駅から乗車です。
ちなみに初めて流鉄に乗った時のことはこの辺りを参考に。
経緯は忘れましたが、先日Twitterで突如流鉄の話題が流れてきました。私はそれまでそのような名前の鉄道会社の存在すら知らなかったのですが、話題主の写真が見事でなんか引き込まれ、ちょっと興味を惹かれ、TLをずっと眺めておりました。流鉄株式会社(りゅうてつ)は、千葉県にある流山線を経営する鉄道会社である。本社所在地は千葉県流山市流山一丁目264で、流山線の終点流山駅に隣接している。不動産業も行っているが、ほぼ鉄道専業に近い状態である。なお、鉄道の路線延長は5.7kmと短い。かつては貨物輸送も行っていたが、既に廃... 流鉄流山線に乗ってきた - Odds and Ends |
相変わらずSuica使えません。券売機で購入です。馬橋まで200円です。
あと、流山が舞台のアニメ、【ろこどる】(普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。)の舞台背景モデル散策マップを窓口でいただきました。アニメ自体は数年前に放送されてますが、このマップが発行されたのは今年の7月みたいですね。
「基本的になーんにもありません」自虐的ですねー!
流鉄の旅はわずか十分。馬橋に到着です。
松戸駅西口の不思議なペデストリアンデッキ
馬橋からはJRで松戸まで移動。松戸駅到着です。JR常磐線と新京成電鉄が乗り入れてます。
駅は東西の出口と駅ビルに直結する出口があり、東西の連絡通路でどちらにでも移動できるようになっています。西口のペデ。メイン繁華街はどちらかというとこっちです。
しかしこの西口ペデ、よく見るとどの商業施設にも結ばれていません。言ってみればでっかい歩道橋です。まぁこの辺の事情はこの辺りを参考に。
ペデの下にバス・タクシー乗り場があります。
なお、現在エレベータとエスカレータ設置工事中です。
ペデから西方面。
南方面。こっちがメイン通りですね。正面に伊勢丹があります。手前に電線が横切ってますが、この通りについては電柱が地中化されてます。
昼から飲める松戸のラーメン居酒屋「大都会」
昼飯時だったのでご飯にすることに。西口の昼から飲めるラーメン食堂・居酒屋「大都会」に入ります。地下にあります。
券売機で食券を購入します。とりあえず生(280円)とハイボール(250円)、醤油ラーメン(300円)、白湯ラーメン(350円)、あとおつまみでネギトロ刺(350円)。なんでも安いですね。
食券購入したら窓口へ。準備ができたらお姉さんが大声で呼んでくれます。まずは乾杯。
ネギトロ刺。
醤油ラーメンと白湯ラーメン。昔ながらの中華そば的な感じ。コスパ良いです。
なかなか居心地の良い空間です。生ビールとホルモン追加。
老若男女、子供や社長さん、なんの仕事をしてるかわかんない人、カップル等々、いろんな人がごちゃまぜな空間で、みんなそれぞれの時間を過ごしていますが、なぜか一体感がある場所でした。こういうお店が会社の近くや家の近くにあると面白そう。休日のたびに昼から飲む習慣がつくのはよくないかもしれませんが・・
イトーヨーカドーに続く松戸駅東口のペデストリアンデッキ
ほろ酔いのまま街歩き開始。松戸駅東口に移動します。こっちはペデが商業施設に直結されてます。たしかに本来ペデってこういう感じですよね。
イトーヨーカドーに向かってペデが続いてます。そのままイトーヨーカドーの2階に入れます。
そのまま市役所方面に。
池田弁財天
市役所前の前には池田弁財天という神社が。
背の低い鳥居が並んでます。津和野の太皷谷稲成神社のように。私は腰をかがめなければ頭をぶつけてしまう高さでした。
先週金曜は出張で広島だったので、ついでに足を延ばして私の2人のばあ様たちが住む津和野に帰ってきました。堀庭園で紅葉狩りちょうど紅葉の始まりな時期だったので、25年ぶりくらいに「堀庭園」に行ってきました。堀庭園(ほりていえん)は、島根県鹿足郡津和野町にある日本庭園。国の名勝に指定されている。銀、銅が産出したこの地域を徳川幕府は天領に指定する。堀家は大森代官の下、銅山年寄役を代々勤める。 1987年に第15代藤十郎が作庭。堀家の裏山を借景とし、数寄屋造りの客殿「楽山荘」があり、庭には十三重の塔、雪見灯篭や... 津和野を訪れるなら、やはり秋がおすすめです - Odds and Ends |
今はマンションの片隅にひっそりと立地してますが、かつてこの辺りに存在していた遊郭の遊女によって信仰されていた場所のようです。お社の前には東屋とベンチが設けられています。
白蛇様が信仰の対象のようです。
根本壁画通り
駅西口方面に移動。根本壁画通りというところ。道路の擁壁に壁画が描かれてます。
ディープな西口商店会
西口の小さな商店がたくさん集まっているあたり。家に龍虎降臨図が描かれており、スパイダーマンが屋根に乗っかってるお家。
路地裏にはいい感じの小料理屋やバーなどのお店たちが。
歴史的建築物など
駅前の目抜き通りに立地している松戸市民劇場。舞台とか公演されてます。
劇場の前の通りが旧水戸街道です。2車線の細い道ですが、交通量の多いところです。
もう少し江戸川に向かって西方向へ。小学校に隣接している市立図書館です。
その対面にある気になるお店。松戸マネキン紹介所。労働大臣許可取得。
そのまま真っすぐ。平潟神社。
裏手には猫。
神社の入り口の車止めは、まさかのU字溝縦置き。
すぐそばには来迎寺というお寺が。神社に向かい合わせてお寺があるというのも珍しいような。
目の前には 七地蔵。
土木事業の礎江戸川
そのまま江戸川土手に上がります。ちなみにこの江戸川の堤防工事、明治政府時代の建設省直轄工事発祥の地だそうです。
堤防上の道路は自動車通行禁止の自歩道になってます。市民の皆さんがランニングしてます。ちょっと狭いけど走りやすいいい道です。彼岸花が等間隔に咲いてますね。
堤防下へ移動。ここは納屋川岸という場所です。調子の鮮魚は船で利根川をさかのぼり布佐等より駄送されここから船で江戸に運ばれました。江戸時代、松戸の主産業は舟運でありここが重要な基地になっていました(立て看板より)。ちなみにこの裏手にはふつうにアパートが建ってます。
水戸街道沿い
水戸街道沿いまで戻ってきました。レトロなタバコ屋さん。葉タバコやリトルシガーなんかも売ってて品揃えが豊富です。
こちらは原田米店という老舗米屋さんの建物をリノベしたひみつ堂という観光案内所兼まちづくり拠点兼カフェ。
松戸探検隊ひみつ堂はボランティア有志による観光案内所です。松戸市の歴史、見どころ、味処をご案内します! 松戸探検隊ひみつ堂|松戸市の観光案内所 - www.himitsudo.net |
奥には古民家スタジオという場所が。原田米店さんの精米所なんかが残されてます。撮影なんかで使ってるみたいですね。
ちなみにこの原田米店、ひみつ堂の向かいで今でも営業されてます。
ここで小休憩しコーヒーをいただきました。古地図なんかが飾ってありました。
旧松戸宿の本陣は昔こんな感じだったそうです。
ちなみに今の本陣跡地。マンション建ってます。
坂川を中心としたまちづくり
続いてこちら。小山樋門橋(通称レンガ橋・めがね橋)。江戸川からの逆流防止のために建てられました。土木学会選奨土木遺産となっています。
この坂川、かつては水質汚濁が深刻だったそうですが、国や県、沿線自治体の努力により近年改善傾向にあるようです。
ここは親水空間になっています。が、もう少し親水性が高まると良いですね。護岸が急なこともあり、階段がちょっと急です。あと水ももう少し綺麗だとなお良しですが。
この辺りはもう少し整備されてますね。ウッドデッキの部分を舞台として活用する想定でしょうか。小雨だったからかもしれませんが、この日は人はいらっしゃらず。
戸定邸
こちらが松戸市を代表する観光地、戸定邸と戸定歴史館。今回は時間の関係で戸定邸のみ見学。
戸定邸(とじょうてい)は、水戸藩最後(11代)の藩主だった徳川昭武が、千葉県東葛飾郡松戸駅(現:松戸市松戸)に造った別邸。
国の重要文化財。「戸定館」とも呼ばれる。重要文化財指定名称は、旧徳川家住宅松戸戸定邸。また庭園は「旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)」として国の名勝に指定されている。1991年(平成27年)11月3日に「戸定が丘歴史公園」として整備されて一般公開となった。国土交通省の「関東の富士見百景」や「歴史公園100選」にも選定されている。
Wikipedia- 戸定邸
広いお屋敷です。
ここは関東の富士見百景だそうです。
ただ、この日は曇っていて見れず。あと、どう考えても富士山は鉄塔の奥のマンションの向こうに見えることになりそうなのですが・・・そうなんですかね。
松戸神社
最後に松戸神社で参拝。
松戸でまち歩きするイメージは全くなかったのですが、結構面白かったです。1日のんびりするのにおすすめです。
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