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見たらいい町・御手洗

前回記事で紹介した大久野島からの帰りに、大崎下島の御手洗地区に立ち寄りました。
ま、以下ルート図見ていただければわかると思いますが、立ち寄りました、って感じの距離ではないです。わざわざ行ったというのが正しいですね。


大きな地図で見る

 

御手洗(みたらい)は、瀬戸内海に浮かぶ大崎下島(広島県呉市)の港町

大崎下島の東端に位置する御手洗は江戸時代以降、潮待ち・風待ちの港町として賑わった。現在も江戸後期から昭和初期の建物が数多く残ることから1994年(平成6年)に重要伝統的建造物群保存地区として選定された(全国で38番目の選定)。自治体としては御手洗村として発足、1956年(昭和31年)大長村などと合併し豊町となり、2005年(平成17年)に呉市に編入されている。

御手洗(呉市)-Wikipedia

 

江戸時代に瀬戸内海における海運の要所だったようです。とびしま海道で本土からつながっているのでフェリーを使うことなくアクセスできます。ただ、結構遠いです。本土から橋を辿って下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、そして御手洗地区はその先の大崎下島の東側にあります。とびしま海道は基本的に無料なんですが、安芸灘大橋だけ有料です。普通車は片道700円。1000円札だけ持って渡ると帰れなくなって大変なことになります。

まずは御手洗のランドマーク。高燈籠。

続いて街中散策。狭い範囲にかなり高密に歴史的建物が集まっています。こんな感じ。もちろんそれぞれのおうちで生活が営まれています。町並み保存地区にありがちな生活感のないはりぼて的な建物があまりなく、古き良き街並みがそのまま現在に残されてます。

 

小江戸感を味わえるものだけでなく、文明開化後の雰囲気を感じる建物も。

天満神社。ここの井戸で菅原道真公が手を洗ったそうですよ。 

空き家をリノベーションした古民家風カフェもあったりします。まちの雰囲気にしっかり溶け込みつつも、スタイリッシュな素敵な空間です。 

ぼちぼち観光客もいますが、ごった返しているほどでもないですので、閑静な中で歴史的町並み充をしたい方にはお勧めしたい場所です。

・・・ちなみにタイトルの「見たらいい町・御手洗」は呉市豊町観光協会さんが使われているキャッチフレーズです。

 

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dicekcom: 離島と写真とコーヒーと公共交通が好き。中山間離島の交通まちづくりを考えるのが趣味兼仕事。ルーツは広島市と津和野町。ときどき島旅に出かけます。駅メモはじめました。
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