陸前高田の現在〜タクシー会社さんによる復興コースを巡る〜

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先週も1泊2日で陸前高田市へ。某プロジェクトが色々動きつつあるため、最近は月3くらいで高田に来ています。東京から4時間弱の移動時間と一ノ関からの1時間強のドライブにはもう完全に慣れました。最近は高田に降り立つとすーっと心が落ち着くくらい。もはや第2の故郷に近づきつつあります。

今回の出張は事務所での打合せではなく、市内のいろんな施設を回ってインタビューをする形だったので、隙間時間に市内を見て回ってきました。某地元会社さんから依頼されているホームページの作成に必要な写真撮影も兼ねて。最近自分が何屋さんなのかもはや分からない。

ということで、今回は復興スポットのご紹介をしようかと。

まずは最近の奇跡の一本松のご様子。全国ニュースにもなってしまった「枝のつけ間違え事件」。要は枝の角度が切り倒す前と違うだろってことで施工業者さんの手戻り付け替え工事が行われていたんですが、つい先日ようやく完成したようです。おつかれさまでした。近々(6月末?)足場も外れて式典が実施されるとのこと。平日でしたが観光客もぽつぽついましたよ。タクシー会社さんも結構忙しそうにされてました。

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続いて一本松の近くの道の駅高田松原TAPIC45。津波の脅威を後世に伝える「震災遺構」の1つとして残されることが決まっています。
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建物のそばで転がっているひん曲げられた鉄柱。津波のすさまじさが伝わってきます。
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TAPICの前には追悼施設が建てられています。建物の中には全国から集まった千羽鶴と慰霊碑が。震災前の市内の写真なども掲示されています。
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ちょっと移動して元高田町中心部の市役所があったあたりへ。包装用品を取り扱っていた米沢商会さん。かさ上げ地区からは外れているので取り壊されていないそうです(今後どうなるかは未定らしいですが)3階建てのビルの屋上の青いプレートのとこまで津波に浸ったそうです。
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高田町中心部を見渡すとこのような感じに。震災遺構として残す建物以外の取り壊しがようやく終了したところです。気仙町~高田町~米崎町の沿岸部では何もない平野が4キロくらい続きます。目印が無いので昼間でさえも自分の現在地が分からなくなる状況。夜は真っ暗だし何もないしでもうどこに何があって自分が今どこに向かっているかさえ分かんなくなります。
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観光スポットもご紹介。

こちらは気仙大工左官伝承館。震災前から陸前高田市の山の中に佇む観光施設です。津波襲来時にはかなりの人がここを目指して避難してきたようです。山の上なので見晴らしは良いです。広田湾の牡蠣筏がきれいです。
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伝承館の庭には震災後、「希望の灯り」が建立されました。認定NPO法人「阪神淡路大震災1.17希望の灯り」が実施しているたすきプロジェクトにより建てられたものとのこと。山の上から高田を照らしています。
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最後にグルメ紹介。

有名なお菓子屋さん「木村屋」さん。「夢の樹バウム」が名物です。バウムクーヘンで作ったラスクとかプリンとかもおいしい。
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木村屋さんと同じ建物に入っている老舗蕎麦屋の「やぶ屋」さん。津波で先代が亡くなられたそうですが、息子さんである三代目が頑張って切り盛りされています(三代目のご苦労は色んな所で紹介されてます:秘伝の“たれ”ですする至福のそば、陸前高田「やぶ屋」)。

人気店なので混むだろうと思い、ちょっと早めに11時半ごろにお店に入ったのですが、既に満員御礼。12時ごろには店の前まで行列ができてました。
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「大ざるそば(600円)」を注文。甘めのつゆがとてもおいしい。蕎麦湯でのばすとまたおいしい。
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両店とも、栃ヶ沢ベースの仮店舗で営業中です。これらのお店以外にも、震災前から市民の方々に愛されてきたお店が続々と再開してます。気仙沼や大船渡と比べると店の数も種類も少ないですが、なんというか高田のごはん屋さんのアットホームで落ち着く感じが私は好きですけどね。

東京に来て仕事をする前までは降り立ったことすらなかった岩手県。そして場所すら知らなかった陸前高田市。でもこうやって縁あって関わり始めたので、今の風景を記録しつつ、復興に向けたお手伝いをしつつ、自分の仕事のフィールド以外でも末永く関わっていければと考えています。

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dicekcom

離島と写真とコーヒーと公共交通が好き。中山間離島の交通まちづくりを考えるのが趣味兼仕事。ルーツは広島市と津和野町。ときどき島旅に出かけます。駅メモはじめました。