瀬戸内海の隠れた名所「百島」でアートとカヤックな夏休み

この夏休みは故郷広島で過ごしました。まとまった休みが取れたもんで、今回はレンタカーを借りて、百島〜鞆の浦〜ちょっと離れて帝釈峡〜江田島〜広島市内という広島をとことん満喫するコースを組んでみました。

ということで、まずは1日目の百島から。百島は広島県民に聞いてもその存在を知っている人はかなり少ないのではという知名度低目な島ではありますが、私の場合、うちの会社が過去に百島近辺の航路の計画に携わっていたことと、私自身が以前、百島のお隣の内海町周辺で小学校に出前事業に行っていたということもあり、存在自体は知っていたわけです。

百島(ももしま)は瀬戸内海中部に浮かぶ芸予諸島山陽道筋のほぼ中央に位置する。芸予諸島内の北方の天辺に浮かび、尾道港から鞆の浦の海道中間にある。

中国四国地方を全体に見渡すと、百島はほぼ中央に位置する。

Wikipedia -百島(広島県)

が、とは言え、実家からちょっとそこまで、で行けるような距離ではなかったことから生まれてこの方32年間、一度も上陸したことはなかったのですが、先般購入したこちらの本で「アートな島」として紹介されていたことと、最近ハマりつつあるカヤックができるということで、ちょっといい機会なので行ってみようということに。



百島は本土と橋で繋がっていない離島なので、アクセスはフェリー(百風)か旅客船(ニューびんご)になります。航路はいずれも尾道港〜戸崎港〜歌港(向島)〜満越港〜福田港(百島)〜常石港という順番で、尾道〜常石まで多少の誤差はありますが、だいたい1時間程度で繋いでいます。ちなみに1日10往復と便数はある程度確保されてます。百島に行く上でメジャーな乗船場所のは尾道港か常石港から行くパターンではないかと思われますが、我々の場合、今回は常石に宿を取ったので、常石港からの乗船としました。

10:15常石港発のフェリーに乗船。到着がギリギリで危なく乗り損ねるところでした。乗り損ねると次は1時間半後・・そして常石港の周りには造船所のドックしかないので観光して時間つぶすことも難しい。。間に合ってよかった。。
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乗船。切符は船員さんから船内で買います。福田港まで大人1人250円です。
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乗船時間わずか10分。あっという間に福田港に到着。百島に上陸です。
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平日は港の目の前のJAが空いているらしく、食料や飲料を確保できるらしいですが、この日は休日だったので空いておらず。。この辺は事前情報を得ていたので、お昼ご飯と飲み物はコンビニで買って持ち込んでました。ちなみに、写真奥にもありますが、自動販売機はぽつぽつあるので、飲み物は島内でもそんなに不自由なく入手できます。
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島内を回るバスも走っているようですが、休日は運休のようで徒歩あるのみ。ちなみにここは尾道市ですので、尾道市営バスが走っております。
DSC_0628 到着後、まずは港から徒歩10分くらいのところにある「ART BASE MOMOSHIMA」に行ってみることにしました。

ART BASE とは、廃校になった尾道市百島の旧中学校校舎を再活用し、犬島アートプロジェクトを手掛けたアーティスト柳幸典と恊働者達による創作活動を通して、離島の創造的な再生を試みるアートセンターです。

 

ART BASE MOMOSHIMA

 

港からの道中。なお、港から断続的にコーンでアートベースの方向案内が置かれているので迷うことはなかったです。
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小高い山の中腹に目的地が見えてきました。
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到着。外観はこんな感じで見るからにかつて中学校だった建物なのですが・・・
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内装はスタッフのみなさまによってセルフリノベーションされていて、ほのぼのとした離島の学校という感じの趣も残しつつ、お洒落なギャラリー感も漂っていて、私が好きな雰囲気の場所でした。
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ちなみに、作品の写真撮影はOKとのことで、我々もぱしゃぱしゃ撮りまくったのですが、SNS等で紹介する際には報告が必要ということだったので、ここでは割愛。見たい人は直接行ってみたらいいんじゃないかな。行く暇がない人は連絡戴ければ個人的にお見せします。現代アートが好きな方はもちろん楽しめると思いますし、私の方にアートに造詣の無い素人にとっても、面白いなーと思いながら観覧できる作品たちでした。あと、フェリーと同じデザインのオリジナルTシャツ売ってました。風にたなびいてました。
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続いて、アートベースで自転車を借りて(1人500円)、学校から数百メートル離れたかつて映画館だった建物へ。ここでも展示があります。外観のみ紹介。しかしこんな小さな島で映画館があったというのがすごいっすね。
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ついでに島をぐるりと。離島感が漂ってくる素敵な集落です。
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島で唯一の診療所。
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島の先っぽの「ダンゴ岩」。昔は串刺しのお団子に似た岩だったらしいですが、現在は少し形が崩れておりダンゴ感が薄れております。
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帰りは海沿いの道路を走ります。気持ちが良い!!
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海の向こうには以前私が関わっていた小学校がある、横島と田島が。
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そしてアートベースに戻って昼ごはんです。ちなみにこちら、普段はカフェもやられていて事前予約が必要ではあるもののランチを戴くことができるそうなのですが、この日は残念ながらシェフの方が出勤されていなかったそうで、戴くことができず。ということで、テラスをお借りして(スタッフの方にお願いしたら快く貸していただけました。感謝。)、コンビニで買ったおにぎりとかサンドイッチとか、出がけに茹でた卵とかをむしゃむしゃと。パラソルが良い日よけになり、風もしっかり吹いていて気持ちいい場所でした。
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まー途中から僕の席、蜂に占領されたんだけど。。
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昼食を済ませ、しばしテラスでのんびりまたーりし、アートベースの方にお別れを告げ、次のイベントに向かいました。続いては、カヤック。カヤックはGWに桜島で1時間半のちゃぷちゃぷカヤックで初体験し、なんだこれ結構面白いじゃん。なんか物足りないもっと乗りたい!って感じだったので、今回はちょっと難易度を上げて、島をぐるっと3時間かけて回るツアーに参加してみました。お値段は1人6500円。インストラクターの方と港で待ち合わせて車でピックアップしてもらい、その方のおうちで着替えさせてもらい(笑)、さっき自転車で行ったダンゴ岩の手前らへんからエントリーです。
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今回もタンデムタイプのカヤックでした。幸い、勘はそんなに鈍ってませんでした。夏の昼間なので体力が徐々に低下していきますが、1時間に1回程度上陸して休憩をはさんでくださったので何とか予定通り3時間で1周漕ぎ切りました(距離にするとだいたい15〜20キロくらいだと思われる)。
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休憩ちゅう。
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桟橋の下をくぐれる小回りが素晴らしい。
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何かイソギンチャクのようなサンゴのような生き物。インストラクターさん曰くここにサンゴはいないと思うけどなんだろうねこれ。とのこと。なんだろうねこれ。
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まー最後はバテバテで、後ろ側の席でサボってるのがばれない事をいいことに、しれっと休憩してタダ乗りしてたりもしたんですが(笑)やっぱ3時間て結構長いっすね。でも、しっかり漕げて大満足でした。 終了後は再びインストラクターさんのおうちで着替え。そしてたくさん撮ってもらった写真をCDに焼いてもらいました。ありがとうございました。待ってる間は愛犬と戯れていました。とてもかわいいわんこ(♂)でしたが、僕のことをどうやら女の子と勘違いしたらしく、激しく発情されてしまいました。。。何とも気まずい。
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帰りは19:08福田港発常石港行きのフェリーで。ちょっと待ち時間があったので、インストラクターさん家から15分くらいかけてのんびり歩いて港へ。 潮がいちばん満ちた時間帯でした。用水路を逆流する海水。なんかすごい。
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港の近くの自販機でファンタグレープを購入。渇いたのどを潤し、港の近くでまたしてものんびりまたーり。ちょうど日が沈むところでした。美しい。。
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20分ほど待っていたらフェリー到着。ということで、盛りだくさんだった百島もこれにて終了。乗船です。1日かけてしっかり楽しむ価値のある島だと思いましたよ。
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そして常石港周辺。大型船がたくさん。遠近感がおかしくなりそうな絵面ですな。
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そして常石港到着。あたりは暗くなってきました。
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宿は常石港の近くの「常石ハーバーホテル」にしました。


常石にホテルがあるってことすらびっくりだったのですが(失礼・・・ただあのあたりって本当に何もないので。。)、そしててっきり場末のくたびれたホテルだと思い込んでいた我々の予想を大きく裏切り、ホテルのクオリティが高く、二度びっくりでした。鞆の浦には車で15分くらいで行けるし、尾道にも30〜40分くらいあれば行けるし、そんなに高くないし、施設も充実しているしで、尾道・福山観光にはおすすめです!!

ということで、1日遊んでくたびれた夜は早い。22時にはたぶん寝ていたかと。

旅はつづく。。。